ゆっくり育ってほしい その2

更新日:14/10/06

 確かに五感に訴える体験は強烈です。上等なものではなくとも、「本物」を提供してあげることの大切さは心しておきたいことです。モンテッソーリ教育の中でも、このことは大事にされております。

子どもは落とす危険度が高いので茶碗はプラスティックでよい、というのではなく、いかに大事に扱わなくてはいけないかということを伝えることのほうが、もっと大切ではないでしょうか。子どもはできます。信じてあげることでしょう。

 「早期教育」についても述べています。「子どもには、その子なりにふさわしい能力を得る時期があって、その時期に合わない教育を早くから与えても、拒否反応を生むだけで効果を生まないのではないかと思います。ですから、わたしは子どもに早すぎる教育は考えていません。・・・でも、わたしが好きで音楽を聴いたり、興味があって本を読んだりしている姿などを見ることで、子どもが何か得るものがあれば、こちらが言わなくても自然にやるようになるのではないかと思います。・・・自然に機が熟すのを待ったほうがいいのではないかと思います。そして、もし子どもが何か興味のあるものを見つけたときには、今度はこちらが自分の経験に基づいて、もっと楽しくなるような導き方をしてあげることは必要かなと思います」と。

  まさに子育ての主人公は子ども自身です。大人、親は「支え手」です。大人と子どもは完全に違います。人生には「子ども期」と「大人期」があります。このことをしっかりと意識したいですね。

おわり